経理としての経験を積んだ後、どうキャリアを伸ばすかで悩む方は多いはず。代表的な3つの道を比較しました。私自身は今、税理士試験の勉強を続けながら経理の仕事をしているので、実感を込めてお伝えします。

道1:FP(ファイナンシャルプランナー)

個人の家計・資産形成の知識を強化したい人向け。比較的短期間で取得でき、経理の知識と相性が良い資格です。私も簿記の勉強の延長でFP3級に挑戦したことがありますが、仕訳の知識が役立つ場面が多く、無理なく学習を進められました。

道2:税理士

専門性を極めて独立・高年収を目指したい人向け。学習期間は長めですが、経理実務の延長線上にあるキャリアです。科目合格制のため、働きながらでも1科目ずつ積み上げていけるのが特徴です。

私自身、仕事と育児をしながら税理士試験の勉強を続けています。正直、簡単な道ではありませんが、1科目ごとに合格を積み上げていける制度のおかげで「全部一気に合格しないといけない」というプレッシャーなく取り組めています。気分の波がある日は勉強量を減らすなど、自分のペースを大事にしながら続けています。

道3:USCPA(米国公認会計士)

外資系・グローバル企業でのキャリアを志向する人向け。英語力と会計知識の両方が評価されます。英語に抵抗がなければ、税理士より短期間で合格を目指せる場合もあります。

各資格の比較

資格年収インパクト難易度働き方の方向性
FP小〜中易〜中家計相談・副業にも活用可
税理士大高独立・専門職として高年収
USCPA大高(英語力も必要)外資系・グローバル企業で活躍

働きながら上位資格を目指すコツ

  • 一度に全部を目指さず、1科目・1資格ずつ積み上げる
  • 学習時間を確保できる時期(繁忙期を避けるなど)を見極める
  • 体調や家庭の状況に応じて、ペースを落とす選択肢も持っておく

働きながら税理士を目指すのは現実的かというと、科目合格制度があるので、1科目ずつ積み上げれば十分現実的だと思います。合格までの期間は人によって差がありますが、焦らず続けることが大切だと感じています。
資格を取らないと経理としてのキャリアアップができないわけではありません。決算実務の経験を積むことでもキャリアアップは可能です。資格は、あくまで選択肢を広げる手段の一つだと思っています。

まとめ

どの資格を選ぶかは「専門性を極めたいか」「個人の家計分野に広げたいか」「グローバルに働きたいか」で変わります。自分が経理の先にどんな働き方をしたいかから逆算して選びましょう。私も、まだ道の途中ですが、自分のペースで一歩ずつ進んでいこうと思っています。