貯金ゼロから始めた資産形成、お金の不安で眠れなかった夜に気づいたこと
今でこそNISAで積み立てをしていますが、少し前までの私は、通帳残高を見るのが怖くて見ないふりをしていました。
貯金ゼロ、むしろ奨学金という名の借金あり。そんな状態から、どうやって資産形成を始められたのか。
今日は、お金の不安で眠れなかった夜のことから書いてみます。
通帳を見るのが怖かった時期
結婚したばかりの頃、我が家の家計はかなり危うい状態でした。
給料日前になると残高がほとんど残っておらず、通帳記帳をするのが怖くて、何週間も放置していたこともあります。
見なければ現実を直視しなくて済む。そんな現実逃避をしていた時期でした。
深夜、スマホで「老後資金」と検索した夜
娘が生まれてから、将来へのお金の不安が一気に膨らみました。
ある夜、娘を寝かしつけたあと、眠れずにスマホで「老後資金 いくら必要」と検索してしまったことがあります。
出てきた数字を見て、余計に眠れなくなりました。「このままじゃまずい」という焦りだけが募っていく夜でした。
家計簿をつけて分かった、衝撃の事実
重い腰を上げてマネーフォワードMEで家計簿をつけ始めたとき、自分でも驚く発見がありました。
食費や日用品より、断トツで一番大きかったのは「趣味・娯楽」。コンビニでのちょっとした買い物、使っていないサブスク、なんとなく入っていた保険…。見える化して初めて、お金が「なんとなく」消えていた現実に気づきました。
固定費を見直したら、気持ちまで軽くなった
保険やサブスク、通信費などの固定費を一つずつ見直していくと、月々数万円単位の余裕が生まれました。
不思議なことに、お金に余裕ができると、気持ちにも余裕が生まれるんです。
それまで漠然とした不安に押しつぶされそうだったのが、「これならやっていけるかも」と思えるようになったのは、大きな変化でした。
「貯金」から「投資」へ踏み出すのが怖かった理由
貯金ができるようになっても、投資に踏み出すのにはかなり勇気がいりました。
「元本保証じゃないなんて怖い」「損したらどうしよう」。そんな不安で、何ヶ月も調べるだけで動けずにいました。
最終的に踏み出せたのは、「少額から、長期で、分散して」というルールを知り、いきなり大きなリスクを取るわけではないと理解できたからです。
小さな一歩が、眠れない夜を減らしてくれた
積み立てを始めてから、お金の不安で眠れない夜はぐっと減りました。
もちろん、金額が大きく増えたわけではありません。でも「何もしていない」状態から「少しずつ前に進んでいる」状態に変わったことが、精神的な安心感につながったのだと思います。
不安の正体は、お金そのものより「何も分かっていない」ことだったのかもしれません。
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貯金ゼロからでも資産形成は始められるのか。私自身がそうだったので、始められると断言できます。まずは家計の見直しで小さな余裕を作って、無理のない金額から積み立てを始めるだけでいいんです。
お金の不安が完全になくなることはないかもしれませんが、現状を把握して、少しずつでも行動することで、不安の大きさは確実に小さくなっていくと感じています。
NISA・資産形成についてはこちらの記事も参考にしてください。
定期預金が満期になって、ちょっと嬉しかった日
結婚当初に入っていた定期預金が満期になり、ATMで金額を確認したとき、思っていたよりわずかに増えていて、地味に嬉しかったことがあります。
正直、金利なんて微々たるものなのですが、「何もしなくてもお金が少し増えた」という感覚を初めて実感した出来事でした。あのとき、初めて「お金にも働いてもらう」という考え方が、ようやく自分の中に落ちてきた気がします。
娘の将来の学費を考えて、夜中に電卓を叩いた話
ある夜、娘が寝たあとに、大学進学までにかかるお金をざっくり計算してみたことがあります。
出てきた数字を見て、一瞬「無理かもしれない」と気が遠くなりましたが、よく見ると、今の積み立てペースを長く続けるだけでも、かなりの部分をカバーできることが分かりました。
一括で準備しようとすると絶望的な数字でも、時間をかければ意外と届くかもしれない。あの夜の電卓は、不安を消すためではなく、不安の正体を具体的にするために叩いたんだと、今は思います。
貯金ゼロだった頃の自分に、「数字を見るのが怖くても、見ないよりはずっといいよ」と伝えたいです。今もまだ、お金に関する不安が完全になくなったわけではありませんが、少なくとも、通帳を見ないふりをする日はなくなりました。
まとめ
貯金ゼロから始めた資産形成は、特別なことではなく、小さな行動の積み重ねでした。
通帳を見るのが怖かったあの頃の自分に、「大丈夫、少しずつでいいよ」と伝えたいです。
