〜知らないと損!国・東京都・区の支援制度を徹底解説〜
こんにちは、節約オタクのゆきです。
食費、衣服、学費、習い事代…。子育てって、とにかくお金がかかりますよね。
でも実は、**国や自治体から「もらえるお金」「借りられるお金」**がたくさんあるんです。
「知らない」だけで、数十万円単位の支援を逃している家庭も少なくありません。
今回は、東京都の支援を中心に、子育て世帯が受けられる「お金のサポート制度」をまとめてご紹介します。
「うちは対象外かも」と思う方も、意外と該当するケースが多いので、ぜひチェックしてください。
🏠 支援制度の全体マップ
| 支援の種類 | 内容 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 現金でもらえる制度 | 児童手当・018サポート・児童扶養手当など | 子どもがいるすべての家庭、ひとり親家庭など |
| 医療・教育の負担軽減 | 医療費助成・学費助成・就学支援金など | 子ども・学生を育てる家庭 |
| 貸付で支える制度 | 母子父子福祉資金・女性福祉資金など | ひとり親家庭・就職・進学希望者など |
1️⃣ まずは全世帯対象の支援
「児童手当」と「018(ゼロイチハチ)サポート」
💰 児童手当(国の制度)
子どもが0歳〜18歳に達するまでの家庭に支給される手当です。
所得制限が撤廃され、2024年からすべての世帯が対象になりました。
| 区分 | 支給対象 | 支給額(月額) |
|---|---|---|
| 0〜3歳未満 | 全世帯 | 15,000円 |
| 3歳〜小学生 | 第1・2子:10,000円、第3子以降:15,000円 | |
| 中学生 | 一律10,000円 | |
| 高校生 | 所得制限なしで新設:10,000円(※2024年改定後) |
💡 ポイント
- 支給は偶数月(2・6・10・12月)に4か月分まとめて振込
- 所得制限が撤廃されたので、共働き家庭も対象に!
- 高校生まで拡充されたため、18歳まで安定支援が受けられます。
🌱 018(ゼロイチハチ)サポート(東京都独自)
東京都のすべての子ども(0〜18歳)に対して、月5,000円を支給する制度です。
「すべての子どもを支える社会」を目指す都独自の取り組みで、全国的にも注目されています。
| 区分 | 支給対象 | 支給額 | 所得制限 |
|---|---|---|---|
| 0〜18歳(18歳到達年度末まで) | 都内在住の子ども | 1人あたり月5,000円 | なし |
📌 児童手当と018サポートは同時に受給可能!
つまり、小学生なら月15,000円+5,000円=合計2万円の支援になります。
2️⃣ ひとり親家庭を支える制度
🧡 児童扶養手当
ひとり親家庭や、両親がいない子どもがいる家庭に支給される手当です。
所得に応じて金額が決まります。
| 子どもの人数 | 月額(満額) | 備考 |
|---|---|---|
| 1人 | 約44,140円 | 所得により一部支給の場合あり |
| 2人 | +10,420円 | 追加加算あり |
| 3人目以降 | +6,250円/人 | さらに加算 |
💬 「18歳に達する年度末まで(障害児は20歳未満)」支給されます。
所得制限があるものの、パート勤務・非正規雇用でも対象になることが多いです。
👩👧 児童育成手当(東京都独自)
東京都に住むひとり親家庭を対象にした追加支援です。
「児童扶養手当」と重複して受け取ることが可能です。
| 対象 | 支給額(月額) | 所得制限 |
|---|---|---|
| 18歳未満の子を育てるひとり親 | 子ども1人につき13,500円 | あり(ただし緩やか) |
💡 東京都ならではの上乗せ支援。
ひとり親家庭には最大月5〜6万円の支援が受けられるケースもあります。
3️⃣ 医療費の負担を減らす制度
🏥 医療費助成制度(子ども・学生対象)
| 制度名 | 対象 | 負担軽減内容 |
|---|---|---|
| 乳幼児医療費助成制度 | 0歳〜小学校入学前 | 通院・入院ともに無料 |
| 義務教育就学児医療費助成制度 | 小1〜中3 | 医療費の一部助成(上限あり) |
| 高校生等医療費助成制度 | 高1〜18歳年度末 | 医療費の一部助成 |
| ひとり親家庭医療費助成制度 | ひとり親・障害児家庭 | 医療費自己負担分を助成 |
✅ 病院・薬局・入院代の負担がほぼゼロに!
区によっては「所得制限なし」「無料化拡大」しているところもあります。
4️⃣ 子どもの教育・進学を応援する制度
🎓 受験生チャレンジ支援貸付(東京都独自)
中学3年生・高校3年生の子どもを持つ家庭向けの「無利子貸付制度」です。
進学塾や受験費用を最大50万円まで貸付可能で、進学した場合は返済免除になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 都内在住の中3・高3の子どもがいる世帯 |
| 利用目的 | 受験料・学習塾費用 |
| 上限額 | 約50万円(進学時は返済免除) |
| 所得制限 | あり(年収例:母子世帯で約600万円未満) |
💡「実質、返済不要の奨学金」に近い制度です。
高校・大学進学時にぜひ検討しましょう。
💼 教育支援資金(国・自治体連携)
高校・大学・専門学校に進学する子どもがいる家庭が、授業料や入学金を借りられる制度。
こちらも無利子・据置期間ありで利用しやすいです。
| 対象 | 高校・大学などに進学する子どもがいる家庭 |
| 上限額 | 授業料・入学金の実費(100万円前後) |
| 利率 | 無利子 |
| 返済 | 卒業後から分割で返済開始 |
5️⃣ 経済的自立をサポートする貸付制度
👩👦 母子及び父子福祉資金貸付制度
ひとり親家庭の「就職」「資格取得」「子どもの修学」などを支援する貸付制度。
修学資金・就職資金・住宅資金など、多用途に使えます。
| 区分 | 用途 | 上限額 |
|---|---|---|
| 修学資金 | 高校・大学・専門学校等 | 年間約90万円 |
| 就職資金 | 資格取得や開業準備など | 約50万円 |
| 生活資金 | 生活の立て直し支援 | 約20万円 |
| 返済 | 卒業・就職後から分割返済(無利子または低利) |
🌸 女性福祉資金(東京都独自)
配偶者のいない女性(シングルマザー・独身女性など)で、親族を扶養している方が対象。
生活再建・修学・就職準備などの費用を無利子で借りられます。
| 対象 | 配偶者のいない女性で扶養家族がいる人 |
| 用途 | 修学・就職・生活資金 |
| 利率 | 無利子 |
| 相談窓口 | 市区町村・福祉事務所 |
💡 まとめ:知らなきゃ損!もらえる・借りられる制度はたくさんある
| 制度 | 種類 | 月額・上限 | 所得制限 | 対象 |
|---|---|---|---|---|
| 児童手当 | 現金給付 | 1〜1.5万円 | なし | 0〜18歳 |
| 018サポート | 現金給付 | 5,000円 | なし | 0〜18歳 |
| 児童扶養手当 | 現金給付 | 〜4.4万円+加算 | あり | ひとり親家庭 |
| 児童育成手当 | 現金給付 | 1.35万円 | あり | ひとり親家庭 |
| 医療費助成 | 負担軽減 | 医療費ほぼ無料 | 一部あり | 子ども・学生 |
| 教育支援貸付 | 無利子貸付 | 〜100万円 | あり | 高校・大学生家庭 |
| 母子父子福祉資金 | 無利子貸付 | 〜90万円 | あり | ひとり親 |
| 女性福祉資金 | 無利子貸付 | 必要額 | あり | 扶養家族のいる女性 |
📍 申請はどこで?
ほとんどの制度は、
🟢 区市町村の子育て支援課/福祉課/教育支援課 で申請できます。
東京都の情報は👇
👉 とうきょう子育てスイッチ(外部サイト)



