メンタルと暮らし

🌅祖父母ゼロ育児でも、なんとかやってる。共働き夫婦と1歳娘のリアルな毎日

朝4時、泣き声で始まる一日

娘は夜9時には寝ます。
保育園に行って、ごはんを食べて、お風呂に入って、9時になるとコテン。
まるでスイッチが切れたみたいに寝てくれる。

……けれど、問題はです。
早く寝る=早く起きる。

毎朝4時〜5時ごろ。
「うえぇぇぇぇぇぇん!」
空腹で目を覚ました娘の泣き声で、一日が始まります。

夫が基本対応してくれます。
ありがたいけど、正直……私は寝たふりをしてしまうことが多いです。
「ごめん、眠すぎる……」と心の中で謝りながら、まぶたが勝手に閉じる。
でも、夫が動かないときは、もちろん私の番。
ミルクを作って、飲ませて、また寝かせて。
そのあと二度寝しますが、寝不足はずっと続いてる感じ。
「眠い」が、毎日の口癖になりました。


頼れるのは保育園だけ

私たちには祖父母のサポートがありません。
どちらの親も遠方で、急に頼ることもできません。

だからこそ、頼れるのは保育園だけ
毎日9:30〜17:00まで預けています。

最初は泣かなかった娘も、最近はお別れのときに泣くようになりました。
「ママ行かないで〜」と小さな手でしがみつかれると、
「私、何してるんだろう…?」と心が揺れます。

でも、私たちには夢があります。
それは――FIRE(経済的自立と早期リタイア)
将来、家族でゆっくり過ごす時間を増やしたい。
だから今は、仕事をやめるわけにはいかないのです。

夫も私も、働きながら勉強を続けています。
私は副業や資格の勉強、夫(外国人)は日本語の勉強。
それぞれに課題があって、娘の寝顔を見ながら夜な夜なパソコンを開く。
「今だけ頑張ろう」そう信じて。


5時間半だけの家族時間

娘と過ごせるのは、
朝の8:00〜9:30、そして夕方17:00〜21:00。
たった5時間半

1日のうち、娘はほとんど保育園にいます。
「1歳のいちばんかわいい時期を、仕事で見逃してるかもしれない」
そう考えると、不安になります。

でも、今の私は「母親である前に、ひとりの人間としても頑張りたい」。
家族の未来を明るくするための選択だと思っています。
収入を増やして、将来FIREを実現すれば、
もっと一緒にいられる時間を取り戻せる。

そう信じて、今日もパソコンに向かう。
娘が寝てからの1時間は、私にとって“未来の投資時間”です。


忙しい毎日を支える「時短革命」

そんな私たちの生活を支えているのが、
時短家電と便利サービスたちです。

  1. ルンバ(床掃除)
     出かけている間に部屋をピカピカにしてくれる。
     もう“掃除機をかける”という行為から解放されました。
  2. 乾燥機付き洗濯機
     干さない、取り込まない。
     これだけで人生の満足度が3倍になった気がします。
  3. コープデリ(ネットスーパー)
     これは革命レベル。
     週末の買い物地獄がゼロに。
     「牛乳切れてた!」がなくなるだけで、心が安定します。
  4. ミールキット
     たった10分で手作り料理が完成。
     野菜はカット済み、調味料もセット。
     フライパンひとつで、立派な夕食ができあがる。

 添加物が少ないのも安心で、できたてを娘に食べさせられるのが嬉しい。
 ミールキットの日は、夫も「おいしいね!」と笑顔です。

この4つがなければ、きっと今の生活は回りません。
「お金で時間を買う」って、まさにこういうことなんだと思います。
節約だけが正義じゃない。
“時間”をどう使うかが、人生の満足度を決める。


イライラしないママでいるために

私が大事にしているのは、
**“イライラしないこと”と“笑顔でいること”**です。

完璧じゃなくていい。
部屋が散らかってても、ミールキットでも、
娘が「ママ〜」と笑ってくれたら、それで十分。

私は睡眠不足になると、イライラや不安が出やすいタイプ。
そして、双極性障害を持っていることもあり、
睡眠が乱れるとすぐに気持ちが不安定になってしまいます。

だから夜は22:30には寝るようにしています。
「片付けたい」と思っても、もう寝る。
翌朝やればいい。
無理をしないことが、家族を守ることにもつながると感じています。


夫婦のチーム戦術

共働きで育児をするときにいちばん大事なのは、
チームワークだと思います。

特に気をつけているのは、「仕事のスケジュールをかぶらせない」こと。
以前、夫と私の会議が同じ時間に入っていたとき、
その日に限って娘が発熱。
保育園に預けられず、
「どっちが休む?」「どっちの会議が優先?」と慌てました。

それ以来、夫婦でGoogleカレンダーを共有しています。
お互いの会議・仕事・予定をすべて見える化。
“どちらかが娘を見られる状態”をキープするのがルールです。

夫は外国人で、日本語の勉強もしながら仕事を頑張っています。
文化の違いもあり、最初はすれ違うことも多かったけれど、
今はだいぶチームらしくなってきました。

「今日は早起きありがとう」
「ごめん、昨日寝たふりした」
小さな会話が、私たちの毎日を支えています。


保育園と家族をつなぐ時間

朝、保育園に送っていくとき。
娘は泣いたり笑ったり。
その日の機嫌で全然違う。

ある日、先生がこう言ってくれました。
「ママが行って少しすると、ケロッと笑顔になりますよ」
その一言で、どれだけ救われたか。

親が思っている以上に、子どもは強い。
そして、保育園の先生たちの存在は本当に大きい。
私にとって、保育園は“第二の家族”のような場所です。


お金のリアル

お金の話も少し。
東京で1歳児を育てる場合、ありがたいことに保育料は無料です。

かかっているのは――

  • ミルク代:約4,500円/月
  • おむつ代:約8,000円/月
  • 離乳食の食材代(お米・野菜など)

これくらい。
つまり、育児コストは意外と少ない。
保育園が無料なのは本当に助かります。

その分、浮いたお金を“未来投資”に回しています。
NISA、iDeCo、副業の自己投資など。
「今のお金=将来の自由な時間」だと思って。


「愛情不足」じゃないと思いたい

それでも、時々不安になります。
「娘は愛情不足になっていないかな?」
「もっと抱っこしてあげた方がいいかな?」

一緒にいる時間が少ないことが、ずっと心の中で引っかかっています。

でも、寝る前のひとときに、娘が私の髪を触りながら
「ママ〜」って笑うと、
「ああ、大丈夫なんだ」と思える。

保育園の先生にも、「おうちで安心してるのが伝わりますよ」と言われました。
短い時間でも、ちゃんと向き合えば伝わるんだと実感しています。


未来への希望

FIREを目指す理由は、ただひとつ。
家族で過ごす時間を増やしたいから。

今は仕事と勉強で手一杯だけど、
この努力が5年後、10年後、
「娘と過ごす自由な時間」につながると信じています。

だからこそ、今は“投資の時期”。
睡眠と健康を守りつつ、無理せず、
少しずつ理想に近づいていきたい。


終わりに:完璧じゃなくても、幸せはつくれる

毎朝4時の泣き声から始まる生活。
寝不足、家事、仕事、副業。
正直、しんどい日もあります。

でも、家族で笑える時間がある。
夫が娘をあやして笑ってる。
娘が小さな声で「パパ」「ママ」と呼んでくれる。
その瞬間だけで、すべてが報われる気がします。

完璧なママじゃなくてもいい。
笑顔でいられるママでいよう。

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