毎日の生活で「気づけばお金がなくなっている」と思ったことはありませんか?
私自身、社会人になりたての頃はそうでした。給料日から数日たつと、なぜか口座残高が減っている。けれど何に使ったのかはっきり思い出せない…。
そんなときに出会ったのが「家計簿」です。最初は面倒に思えましたが、実際にやってみると得られるメリットは想像以上に大きいものでした。今回は、私の体験を交えながら「家計簿をつける3つのメリット」を紹介します。
メリット1:お金の流れが「見える化」される
実体験:コンビニ出費に驚いた
初めて家計簿をつけたとき、一番衝撃を受けたのが「コンビニ支出」でした。
ちょっとしたコーヒーやお菓子、仕事帰りに買うおにぎり…。1回あたり数百円なので気にしていませんでしたが、1か月分を合計すると なんと1万2千円以上。
「え、旅行の積立ができる額じゃん!」と青ざめたのを覚えています。
このように、家計簿をつけると普段意識していないお金の流れが一目で分かります。人の記憶は曖昧ですが、数字はごまかせません。
メリット2:お金の使い方に「優先順位」がつけられる
実体験:固定費を見直して成功
家計簿を続けていると、支出のバランスがはっきりしてきます。
私の場合、スマホ代が1万円を超えていました。当時はキャリア契約をそのまま使っていたのですが、家計簿を見て「ここは削れる」と気づき、格安SIMに乗り換えました。
結果、月額は約4000円に。年間で7万円以上の節約になりました。
その浮いたお金を投資に回すようにしてから、資産が少しずつ増えていくのを実感できるようになったのです。
このように、家計簿は「どこに重点を置くか」を考えるきっかけになります。
趣味や旅行にお金をかけたい人は、固定費を削って変動費に回す。将来に備えたい人は、娯楽費を抑えて貯蓄を増やす。数字をもとに取捨選択できるのは大きな強みです。
メリット3:将来への不安が「安心」に変わる
実体験:貯金が苦手だった私でも貯められた
家計簿をつける前は「余ったら貯金しよう」と思っても、なぜか毎月ほとんど残らない状況でした。
しかし、家計簿で毎月の支出を把握できるようになってからは「確実に3万円は余る」と分かり、その金額を自動積立に設定。結果として、1年間で36万円、3年で100万円以上の貯金ができました。
この経験から、「家計簿は未来の自分に安心をプレゼントしてくれるもの」だと強く実感しました。
家計簿を続けるコツ
「いいのは分かるけど、やっぱり面倒くさい…」と思う方も多いはず。そこで、私が実際に続けられた工夫を紹介します。
- アプリを活用する:クレジットカードや銀行と連携すれば、自動で支出が記録されます。手入力は最低限でOK。
- ざっくり管理で十分:「食費・固定費・その他」くらいに分けるだけでも効果あり。
- 完璧を目指さない:1週間抜けても大丈夫。「続けること」が最優先。
まとめ
私の体験を踏まえると、家計簿をつけるメリットは大きく3つです。
- お金の流れを「見える化」できる
- お金の使い方に「優先順位」がつけられる
- 将来への不安が「安心」に変わる
実際、私はコンビニ支出の無駄に気づき、スマホ代を見直し、3年間で100万円以上の貯金ができました。これはすべて「家計簿をつけたこと」がきっかけです。
最初の一歩は面倒に感じても、数字が積み上がるごとに「お金のコントロール感」が生まれ、将来への安心につながります。
あなたも、今日から気軽に始めてみませんか?