家計とお金の知識

【体験談】300万円の奨学金を返済中。借りてよかった?つらい?リアルに語ります

こんにちは、ゆきです。
今日は、私が今まさに返済中の「奨学金」について、包み隠さず話してみようと思います。

大学進学のために300万円を借りたのが約8年前。
今は26歳、毎月22,000円ずつ返済しています。あと約300万円残っています。

奨学金というと、「借金だから怖い」と思う人も多いですよね。
でも私は、「借りてよかった」と心から思っています。


1. 私が借りた奨学金の内容

借りたのは**日本学生支援機構(JASSO)第一種奨学金(無利子)**です。
大学時代は県外の学校に通っており、家賃や生活費が必要だったため、毎月64,000円を受け取っていました。

無利子で借りられたのは本当にありがたかったです。
もし民間の教育ローンを利用していたら、利息だけで数十万円は違っていたと思います。


2. 返済のリアルとトラブルもあった

返済は卒業して半年後から始まり、口座引き落としで毎月22,000円ずつ。
20年計画で、42歳まで続く予定です。

実は、過去に一度だけ残高不足で引き落としができず、2か月連続で止まったとき、親に連絡がいったことがあります。
正直、かなり恥ずかしかったです…。
(JASSOは保証人制度なので、延滞が続くと連帯保証人に通知がいきます。要注意です。)

その後はきちんと引き落とし口座を管理し、二度と同じことは起こしていません。


3. 家計における「奨学金返済」の位置づけ

今は固定費のひとつとして奨学金を支払っています。
正直、毎月22,000円は痛くないとは言いませんが、**「借りたおかげで今の生活がある」**と思えば、全然苦になりません。

むしろ、返済が進むたびに残高が減っていくのを見ると、「少しずつ自由に近づいてる」と感じて嬉しいです。

「奨学金がきつい」と感じたことは一度もありません。
どちらかというと、自分の無駄遣いの方が反省点(笑)。


4. 奨学金を借りてよかった理由

改めて思うのは、奨学金を借りたことが人生のスタートダッシュになったということ。

  • 無利子で借りられた安心感
  • 進学できたおかげで、在宅ワークで安定収入(月32万円)を得られている
  • 必要最低限しか借りなかったので、返済も現実的

高卒で就職していたら、今の仕事(大卒以上が条件)には就けませんでした。
だから私にとって奨学金は「借金」ではなく「未来への自己投資」だったと思います。


5. 早く完済したい気持ちもある

とはいえ、やっぱり300万円の借金があるという現実は重いです。
無利子なので焦る必要はないけれど、「早くスッキリしたい」と思うのも本音。

5年以内には貯金を貯めて一括返済する予定です。
現時点では「奨学金返済>iDeCo>NISA」という優先順位でお金を回しています。

返済が終わったら、精神的にもかなり楽になると思います。


6. 奨学金を通して学んだ「お金の教訓」

実は私が奨学金を借りることになった背景には、家の経済事情があります。
祖母がパチンコ依存症で教育資金を使い込んでしまったんです。

だから私は、「お金の管理を他人に任せない」ことを強く意識するようになりました。
奨学金は、そうした意味でも“人生の教訓”をくれた存在です。


7. 将来、子どもに奨学金を背負わせないために

自分が奨学金を借りて苦労したからこそ、子どもには借りさせたくないと思っています。
共働きで無駄遣いを抑え、大学〜大学院までは出してあげたい。

教育資金専用の口座は作っていませんが、家計全体で毎月25万円ほど資産運用に回しています。
NISAやiDeCoを活用して、コツコツ積み立て中です。

子どもが「塾に行きたい」「大学に行きたい」と言ったときに、
「お金のことは気にしなくていいよ」と言ってあげられる親でいたいです。


8. 奨学金に悩んでいる人へ伝えたいこと

奨学金は「悪」ではありません。
ただし、「借りたら必ず返す覚悟」を持つことが大事です。

返済が難しいときは、絶対に放置しないでください。
数か月連絡せずに滞納すると、場合によっては**信用情報(ブラックリスト)**に載ることもあります。
まずは事務局に相談すれば、返還猶予や分割変更の制度もあります。


9. これから借りようか迷っている人へ

高校生・大学生の方へ。
「必要な分だけ借りる」ことを意識してほしいです。

無理に全部を奨学金でまかなうのではなく、
アルバイトや給付型奨学金も組み合わせて、卒業後に無理なく返せる範囲にとどめるのが理想です。


まとめ:奨学金は“未来への投資”に変えられる

奨学金はたしかに「借金」です。
でも、どう使うか・どう返すかで、それは“未来への投資”にもなります。

私は、奨学金のおかげで大学に行けて、今の仕事と生活を手に入れました。
これからもコツコツ返済しながら、同時に子どもの教育資金も育てていきます。

もしこの記事を読んでいるあなたが、奨学金に悩んでいるなら——
どうか怖がらず、「未来を変えるための手段」として前向きに考えてほしいです。


💡ポイントまとめ(要約)

  • JASSO第一種奨学金で無利子300万円借入
  • 毎月22,000円を20年返済中(口座引き落とし)
  • 一時期の残高不足で親に通知が来た経験あり
  • 現在は固定費の一部として安定返済
  • 5年以内に一括返済を目標
  • 教育資金は毎月25万円運用
  • 子どもには奨学金を背負わせたくない
  • 滞納は絶対NG、事務局に連絡を
  • 奨学金=未来への自己投資

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